和酒フェスin中目黒|【日本酒イベント】2024.3.31

2024年3月30日.31日の2日間、中目黒GTタワー前広場 (東京都目黒区上目黒2丁目1-1)にて、「第24回 和酒フェス in中目黒」が開催されました。
イベントは和酒フェスイベント実行委員会が主催している和酒に関わる方々と和酒ファンの方々のために企画したイベントになります。
当日は桜が咲き始める春日和に開催されました。

会場から近くの目黒川の桜

開催されたイベントの情報はこちらからご確認してみてください!
また、下記に参加した酒蔵さんをまとめましたのでご参考までに。

【和酒フェス参加銘柄】酒造都道府県
一ノ蔵(いちのくら) 一ノ蔵宮城県
雪の松島(ゆきのまつしま) 大和蔵酒造宮城県
米鶴(よねつる) 米鶴酒造山形県
六歌仙(ろっかせん) 六歌仙山形県
徳正宗(とくまさむね) 萩原酒造茨城県
開華(かいか) 第一酒造栃木県
四季桜(しきさくら) 宇都宮酒造栃木県
松の寿(まつのことぶき) 松井酒造店栃木県
水芭蕉(みずばしょう) 永井酒造群馬県
帝松(みかどまつ) 松岡醸造埼玉県
天覧山(てんらんざん) 五十嵐酒造埼玉県
琵琶のささなみ(びわのささなみ) 麻原酒造埼玉県
秩父錦(ちちぶにしき) 矢尾本店埼玉県
HINEMOS(ひねもす) RiceWine神奈川県
君の井(きみのい) 君の井酒造新潟県
〆張鶴(しめはりつる) 宮尾酒造新潟県
渓流(けいりゅう) 遠藤酒造場長野県
千曲錦(ちくまにしき) 千曲錦酒造長野県
無尽蔵(むじんぞう) 橘倉酒造長野県
白川郷(しらかわごう) 三輪酒造岐阜県
奥飛騨(おくひだ) 奥飛騨酒造岐阜県
美濃紅梅(みのこうばい) 武内酒造岐阜県
臥龍梅(がりゅうばい) 三和酒造静岡県
四海王(しかいおう) 福井酒造愛知県
作(ざく) 清水清三郎商店三重県
式(しき) 河武醸造三重県
宮の雪(みやのゆき) 宮﨑本店三重県
忍者(にんじゃ) 瀬古酒造滋賀県
日本魂(やまとだましい) 江井ヶ嶋酒造兵庫県
浜福鶴(はまふくつる)小山本家酒造 灘浜福鶴蔵兵庫県
白鷹(はくたか) 白鷹兵庫県
龍力(たつりき) 本田商店兵庫県
七冠馬(ななかんば) 簸上清酒島根県
竹林(ちくりん) 丸本酒造岡山県
五橋(ごきょう) 酒井酒造山口県
綾菊(あやきく) 綾菊酒造香川県
光武(みつたけ) 光武酒造場佐賀県
花雪(はなゆき) 河津酒造熊本県
泰斗(たいと) 千代の園酒造熊本県
國暉(こっき)國暉酒造島根県
星取(ほしとり)福羅酒造鳥取県
宗味(そうみ)右田本店島根県
八潮(やしお)中井酒造鳥取県


今回は全国各地から43蔵210種類以上の和酒が集まり、
老若男女・国内外問わず多くの方がぐいのみを掲げ日本酒を楽しんでいました!

こちら萩原酒造(茨城県)の「徳政宗 ひたち錦
茨城県で作られている酒造適合米「ひたち錦」を100%使用した日本酒になります。
こちらはIWC2022 GoldMedal 金賞受賞しており、国内外でも評価されています。
味わいはすっきりとした味わいで、何杯飲んでも飽きないような日本酒になっていました。
燗酒コーナーにもあり飲ませていただいたのですが、燗酒でもスッキリとした味わいで和食の食中酒として飲みたいと思いました!

続いては千代の園酒造(熊本県)の「泰斗 純米吟醸
こちらは熊本県産の「山田錦」を原料に作られている日本酒で
山田錦のふくよかな旨みが口の中に広がり、ついついもう一杯飲みたくなる味わいでした!
熊本の馬刺しと合わせたいなと飲みながらずっと思っておりました。笑

日本魂(やまとだましい)」は江井ヶ嶋酒造(兵庫県)の酒蔵
会場を歩いている時に力強いこのラベルを見た瞬間に飲みたいと思い、早速列に並び試飲させて頂きました。
手前の水色のラベルの「日本魂 純米 無濾過生原酒 水もとスペシャルⅡ」を飲みました。
酸の出やすい“水酛仕込み”で作られているこの日本酒はサラッとしており、酸が効いているのも相まってすっきりした飲み口でした!

写真の手ぶれがすみません笑

こちら「宮の雪」の宮崎本店(三重県)では、「宮の雪 純米酒」を試飲させて頂きました。
こちらの日本酒は色々な温度でも、どんな料理でも合わせやすいすっきりで飲みやすい印象を受けました。まさに万能酒。伊勢志摩サミットでの提供されたお酒というのを聞き、納得しました!
また、こちらは有名な「キンミヤ焼酎」を作っている酒蔵と聞き、勝手に親近感が湧きました笑

続いては「HINEMOS」の「RiceWine」にお邪魔しました。
HINEMOS」は”時間に寄り添う日本酒”というコンセプト。
日本酒を飲む時間で伝えることによって、シンプルに世界へ伝えられるということで
銘柄も時間で表されています。
現在はPM7:00〜AM5:00の11種類が販売されているとのこと。
「AM5:00」は甘酒風の日本酒となっており、なんとアルコール度数が2%!
「朝の光の中、楽しかった時間の余韻に浸る」というコンセプト通り、
朝方にぴったりで軽やかな甘さと微炭酸が飲みやすいと感じました。

会場になった中目黒に「HINEMOS」の直営店がありますので、ご興味持たれた方は是非足を運んでみてください!

」を試飲さしてくださったのは河武酒造(三重県)
式の中でも「式 SHIKI RICH 純米大吟醸」をおすすめしてくださり飲ませて頂きました。
弓形穂(ゆみなりほ)という年間200俵しか取れない山田錦の母系にあたる幻の酒米を使用しているとのこと。
白桃を彷彿させるフルーティーな吟醸香を醸しだしつつも、辛口ですっきりとした味わいが「RICH」という名前にピッタリでした。
こちらの日本酒は筆者の好みの日本酒でしたので、是非皆さんにもお勧めしたいです!!

沢山試飲をしていた時に和らぎ水の文字を見て、こちらのブースにお邪魔させて頂きました。

こちらの酒造は河津酒造(熊本県)
一番のおすすめは「純米吟醸 花雪 無濾過生原酒」とのことだったのですが、私たちが伺がったのが遅く、無くなってしまったため試飲ができなかったのがイベントでの1番の心残りでした。
何種類か試飲させていただいた中で「純米吟醸 紫乃茘枝(ユカリノライチ)」は名前の通りライチを想像させるような甘さと酸味を持ち合わせた非常に美味しいお酒。
日本酒好きから日本酒に苦手意識を持っている方の幅広い方々が楽しめる日本酒だと感じました。
日本酒製造に使っている水が阿蘇山を水源としている筑後川源流の湧水を使っていることもあり、水がものすごく柔らかく日本酒の味わいを更に高めている」と説明いただき、飲みやすさに納得しました!

イベント閉会の時間が近づき最後にお邪魔させていただいたのは「初緑」の奥飛騨酒造(岐阜県)
初緑の特徴は濾過することがほとんどの日本酒ですが、無濾過にこだわって製造されているとのこと。
初緑 純米吟醸 無濾過生原酒」を飲ませていただいたのですが、日本酒本来の旨味やコクがしっかりと残っており、飲みごたえのある日本酒でした。
また「ワイングラスでおいしい日本酒アワード 2021 【金賞】」を受賞されているとのことで、ぐいのみではなく次はワイングラスに入れ、ナッツやドライフルーツなどと一緒に味わいたいと思いました。

おわりに

今回イベントを主催してくださった和酒フェス実行委員会の皆様、お忙しい中お話や写真撮影に協力してくださりました酒蔵の皆様、この場を借りてお礼申し上げます。
写真のクオリティや記事の内容も今後ブラッシュアップして、多くの方に日本酒の素晴らしさを伝えられるよう日々活動して参ります!!
今後酒蔵見学・訪問や日本酒イベントに参加させて頂きますので、お会いした際は皆様宜しくお願い致します。

和酒フェスは次回、2024年7月に開催されるとのことですので皆さんも是非参加してみてください!

  • Sake journal運営者

    多くの人に大好きな日本酒の魅力を伝えたいと思い「Sake journal」を開設。

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