桜を見ながら「花見酒」の由来は落語の噺⁉︎

日本酒の歴史

春といえば桜。桜といえばお花見。お花見といえば花見酒!
花見酒は「花見で飲む日本酒」なのですが、花見酒という言葉は落語の噺が由来となっているそうです。

落語の噺「花見酒」

落語の噺「花見酒」は落語家さんなどによって内容が違いますので、あらかじめご了承ください。

「花見酒」

仲の良い兄弟分が花見に行き、花見の場所で酒を売って儲ける計画を立てます。

酒屋から後で儲けを渡す予定で酒と5銭を借り、向島に向かいますが、
道中で我慢できず、弟が酒屋から借りた5銭を兄に支払い1杯飲みます。
兄は弟が飲んでいる姿を見て我慢できず、弟から支払われた5銭で1杯飲み始めました。
弟もまた1杯、兄ももう1杯と飲んで向島に着く頃には、酔っ払ってしまい自分たちが売るはずの酒を全部飲み干してました。

花見会場につき店開きする前に花見客は酒がないことに怒って帰ってしまい、儲けはなし。

しかし、兄貴分は儲けがなくても5銭で酒を沢山楽しめたので無駄ではなかったと満足している。

この噺が「花見酒」の由来になっています。

花見酒の歴史

花見自体は平安時代に始まったと言われています。
当時の貴族たちが桜を鑑賞するようになり、そこから桜の木の下で宴会を開くようになりました。
この宴会が花見の原型と言われています。

花見酒はかの有名な豊臣秀吉が始めたと言われています。
1598年に京都の醍醐寺(だいごじ)で「醍醐の花見」が開催されることになりました。
この花見は親族や側近など1,300人が参加したと言われる大規模な宴会。
その際に全国のから700本の桜の木が移植されたと言われています。

その際に全国から名酒を集め宴会を盛り上げようと考えました。
平安時代は桜を静かに鑑賞していましたが、「醍醐の花見」は全国の名酒を飲みながら大いに盛り上がったそうです。これが「花見酒」の始まりと言われています。

花見酒に合う日本酒🍶

花見酒の際に飲む日本酒は自分が好きな日本酒を飲むのが一番です。
特に好きな日本酒がなく、どんな日本酒を飲めばいいのかわからない方向けの紹介になります。

常温でも美味しいに日本酒

日本酒は基本的に温度関係なく美味しいものになります。
しかし、常温で飲むと日本酒の旨みなどが引き立つと言われている日本酒があります。
ショッピングサイトや酒屋にお話を聞くと、常温で美味しく飲める日本酒を勧めてくださる方もいらっしゃいますので、プロに聞くのがいいかと思います。
酒蔵に直接出向いて、酒蔵の方に聞くと尚いいかと思います。

季節を感じるなら春酒

全国の酒蔵の中には春に飲んでほしいとされる「春酒」を出しているところもあります。
「春酒」は名前やラベルに「春」や「桃」「桜」など春を思わせる言葉がよく使われ、ラベルはピンク色や桜の花がデザインされたものや、キラキラした春らしいものが多いです。味わいはラベルのデザイン同様にポップで軽快、飲みやすいものが多いのが特徴です。微発泡やスパークリング、うすにごり、おりがらみ、にごり酒などバリエーションも豊富です。

「春酒」は、2月~4月に出荷されるものがほとんどですので、「花見酒」のお供として飲めば、より一層楽しめるかと!!